どこから、わたしたちは間違ってしまったんだろう・・・。 幸せだったはずの結婚生活、わずか2年と少しで、身一つ、裸足で結婚生活から逃げ出した可穂子。 夫の暴力に麻痺し、慣らされ、それでも死の間際に、なんとか逃げ出した先は・・・。 同じくDVで苦しむ女性たちのために活動する、女性たちに出逢い、なんとか生活を立て直そうとする可穂子。 しかし、いつも夫の影におびえていた。 執拗に、可穂子を追い回す夫。 不条理には、不条理を。 彼女の出した結論とは・・・。 考える力をなくしていく、暴力にさらされる女性の心理、逃げ出した後の後遺症など。 重いテーマ、主人公といっしょに切羽詰った気持ちにさせる感覚。
by chocoeri-books
| 2013-07-12 08:58
| 小説(女性作家)
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